皐月賞2014

5戦完全連対、フジキセキ最後の大物*1であるイスラボニータに注目したい。本馬は全5戦、全て左回りでこの近3走はいちょうs→東スポ杯→共同通信杯ですべて府中の1800である。つまり右回りの経験もないし、中山2000というトリッキーなコースでどこまでやれるかが問題になる。蛯名いわくこれほど脚の先がスッと最後まで伸びる馬はいないというように、非常に特徴的なフットワークをする。個人的にはトウカイテイオーと非常に似ているのではないかと思ってるのだが。着差じたいはつかないものの、直線半ばまでもったままの手応えは父フジキセキのもみじsを彷彿とさせる。人気では上回るトゥザワールドワンアンドオンリーに比べ、素質そのものでは圧倒的に上だと感じさせる何かがある。


共同通信杯 2014 イスラボニータ - YouTube


トウカイテイオー 皐月賞 1991 - YouTube


フジキセキ 全レース.flv - YouTube

とにかくコースに加えて、更に騎手の問題もあるけど。蛯名は先週もひっかかって終わったし。とはいえ推すならこの馬である。

あともう一頭は、クラリティシチーである。田中勝春のどん詰まり騎乗に悩まされて、ようやく騎手が変わったかといえば、去年あたりから微妙な内田という貧乏くじを引いてる感はある。前走のスプリングsは大外を捲って最後は脚がなくなるという最悪の競馬であった。やはり2戦程度余計で使い詰めなのがネックだが、今回は内に入ったので一瞬の脚を上手く使えれば、相手なりに走るのではないか。

*1:いままで大物と言い切れる大物がいなかった感じもするけど